銀鶏

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「 バイバイ 」

幼い僕らはお互いが見えなくなるまで
精一杯、手を振っていたんだ

泥だらけの長靴で水溜りを飛び越え
日が暮れるまで探検をした

空を見上げて飛行機雲を追いかけた

初めて見た虹に手を伸ばした

抱えきれない宝物を君と分け合った

それは遠い記憶の断片
まだ何も知らない無邪気なままで

そんな毎日が青春だったと気付くのは
きっと僕らが大人になれた頃だろう

2/1/2025, 11:53:28 PM