幸福という言葉があります。
誰だってその権利を持っているし、目指そうと思えば、ゴールはあります。
幸せは歩いてこない、だから歩いて行く。
なんて歌詞があるくらい、幸せって普遍的なんです。じゃあ、その歩みを止める権利はどうなんでしょう?
私の知る限りの皆様は持ってるみたいです。
ノートを踏みつけて笑う人、弁当にゴミ屑を入れる人、知ってますか?食糧不足で苦しむひとって世界にいっぱいいるんですよ?
そんな理屈、皆には言葉ですらないみたい。
今日は晴天、綺麗なお日様が浮かんでて、街にはアリみたいに小さな人々の歩みがあります、少し風が強いです、ちゃんと落ちれるかな。靴も抜いで準備完了、私はぴょんと落ちました。
頭が腐ったりんごになるまえに少し夢を見ました。走馬灯というやつですかね?
綺麗な景色、大河という奴、それを挟んで閑散とした森があって、空に仏様がいっぱい浮かんでました。落ちた後は意識もなかったので、すんなり死ねました。
ところで死んだ私はなんで話しているのかって?
ちょっと早すぎたので、幸福の収支が取れなかったそうです。私は最終的に博士か何かになったそうで、その分の名誉と幸福、エネルギーが余ったのでそれまで現世にいるみたい。うーん、不便な世の中だ。
『幸せに』
4/1/2023, 2:43:06 PM