あの頃は、なんとなく、想いは自然と通じるものだと思っていた。そんなことはなくて、言葉や行動にしないとなかなか伝わらないことが、後になって分かった。
それを表現することが、とてつもなく照れくさくて恥ずかしくて、ごまかしていた。いつのまにか、想いはどんどん空中に膨れ上がるだけで、ちゃんと届いてなかった。
想いは、膨らんでは消えて、気づいたら、その相手もいなくなっていた。ちゃんと言葉にして、恐れずにもっと動いてみたらよかった。それも、今だから分かるけれど、当時の自分にはそれが精一杯だった。
「届かぬ想い」
4/16/2026, 7:45:34 AM