その人はいつも輝いていた。
眩しいぐらいに
あぁ、私もあんな風になりたい。
あんな風にきらめいていたい。
きらきらしていたい。
そして、私も輝きたいと思い
その人の真似をする良いになった。
最初の頃はいい
そして暫くして、尊敬が嫉妬に変わり、憎しみに変わった。
私の方が、輝いている。きらきらしているのになんで?
負の感情は純粋に憧れていたモノを覆い曇らせた。
「前のあんたの方が、好きだったな…なんで、そうなったんだよ」
「前の君の方が輝いていたのに、残念だ」
そう言われて気づく。
戻したくても、もう分からなくなった。
前の私ってナニ?
どんな風だったの?
教えてよ…?
9/4/2024, 10:34:49 AM