部屋に入るなり靴を脱ぎ捨て、
メイクが崩れるのもお構い無しに
ベッドにダイブする。
お気に入りのスーツだけれど、
今日だけはシワになるのも気にしない。
枕に力なく腕が落ちる。
ポスッ… と気の抜けた音がして、
余計に私の心を落ち込ませる。
こんな日は、飲まなきゃやってられない。
でも、冷蔵庫をどれだけ覗いても
冷えたビールは見つからない。
「ああもう!!」
思わずしゃがみこむと、
まんまるな目でこちらを見てくる愛猫。
「もう…笑」
こんな最悪な日は、一晩中猫を愛でよう。
愛猫を抱き上げて、ふわふわの毛に顔を埋める。
たまにはそんな日があってもいいんじゃない…?
6/6/2022, 12:21:37 PM