星、夜に光る星

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行き先は見えない
周りは砂嵐である

広い砂漠の中に我独り

車を走らせた道は
風で直ぐに消える

四つあるタイヤで
描けた模様はなく

茶色い砂に埋もれ
何も残す事もない

ーーー

自分の命を一つ賭けて
砂漠のなかで叫ぼうか

どう走っても響かない
茶色い砂粒にまみれて

車に積めるものはない
運ぶ先さえ何処もない

歩み
軌跡
廃退
消失

無駄なガソリンを積み
走る車はあとを濁さず

ただ意味も無いままに
燃料のみが燃えて行く

足掻き
空回り
気付く
虚無感

ーーー

今日の朝日を我は見た
今日の夜空を我は見た

走る車の遠いすぐ横で
気付けば夕日が沈んだ

そろそろ燃料も尽きる
広い砂漠の星は綺麗だ

明日の朝は何が見えるだろうか
何もないこの茶色い更地の上で

明日の夜は何が見えるだろうか
廃車と我が埋もれた砂地の上で



題材【不条理】より
『あと』。曲調。
良い詩が書けるようになりたいです。人の心に残るような詩を。私の詩はその場の勢いなので高低差が...。

3/19/2026, 2:11:25 AM