れい

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このなんともいえない関係を終わりにしたくてお別れしにきた。君はやっぱりあっさりしてて、
「最後にひとつだけ、聞いてもいい?、、」

『うん、いいよ』

「私のこと少しでも好きだった?」
私がそう聞いたら
君は顔色ひとつ変えずに

『なんでそんなこと聞くの、別にそういうのはないよ。』

都合の良い関係で、他にもいるもんね、、。もともとそういうのはなしで関係持ったわけで、わかってたことで、ただ勝手に私がそれ以上の気持ちになってしまったから、、。

「そっか!そうだよね笑 変なこと聞いてごめん笑」
(泣くな。自分)
「じゃあバイバイ!」
引き止めてくれないかなとか、、

『バイバイ』

やっぱりって、言ってくれないかなとか、

そんな事思って、目に溜まったものをこぼさぬよう
私は彼の家を出た。

「ははっ、、やっぱり私だけ、、っ。」
一人になって流れたそれは本当に悲しくて、、哀しくて、

私もひとつだけ言えなかった、、
「、、大好きだった____。」
もう届くことはないその言葉は突然降ってきた雨が涙とともに流してくれると信じて、私は駅まで走った。

4/3/2023, 10:24:54 AM