始まりはいきなりやってくるものだ。
死という終わりが突如来るようにまた始まりも突発的なのである。
私のように。
私の目の前には何もないまっさらな空間がある。
そしてその中心地には骸骨の仮面を被った黒ローブの人物がいる。
そいつは言った。
「私は死神。君を助手にしようとしているものだ。」
死神?助手?突然現れた単語に豆鉄砲を喰らったようになる。
数分経って私は気を取り戻す。
そして口をひらき死神からさまざまな情報を聞き出した。
曰く死神は名前の通り死を司り人の命を刈り取る者である。
曰く死神は人手がないから私に助手として働いてもらいたいらしい。
そして最後、私はどうやら死んだらしい。
私にはあまりそんな感覚がないが死神が刈り取ったらしい。
そして死神が答えを聞いてくる。
そして私は「はい」と答えた。
これが私の死神助手の第一歩だった。
お題始まり
ここまで読んでいただきありがとうございます。
更新随分していなくてすみません。
10/22/2024, 2:08:18 PM