たーくん。

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青空を覆い尽くしている灰色の雲。
木の葉が飛んでいきそうなくらい、強い風が吹いている。
すごく……寒い。
じっとしていると、身体が冷えていく。
でも、これくらいどうってことはない。
だって今日は……。
「ごめーん!待った?」
長い髪を揺らしながら、彼女が小走りでやってきた。
「全然!さっき来たところだから」
彼女の顔を見ただけで、身体の冷えは風と共に飛んでいった。
手を繋ぐと、彼女の手の温もりを感じて、思わずギュッと握ってしまう。
彼女もお返しをするかのように、ギュッと握り返してくる。
俺達はお互いの温もりを感じながら、久しぶりのデートを満喫した。

1/17/2026, 10:48:08 PM