君が来てくれたから
胡瓜を刻んだ
家に残ってた茄子も念入りに
もう帰らなくていいんじゃない?
そう言いながら故郷の定番夏ごはんを作る
それをまぁ、美味しそうに
にこにこ食べて
やっぱり夏はさっぱりするこれがいいよねって笑う
毎年プロポーズしているのに
旧暦の織姫彦星をもう少し楽しもうって嗜めてくる
言うけどあれすでに夫婦だからな?って言い返す
身体がないくらいで好きは簡単に死なない
なんならシェアしたっていい
言い募っても
どんなに懇願しても
どこからかお裾分けされるソレに乗って
また帰ってく
8月、どうせ僕は君を見送る
8/2/2025, 4:39:29 AM