きみとうみへ
きみと会うのは決まって夜
都合いい関係であるからかな
きみは私と 付き合いたい っていってくれた
でも冗談なの、彼の言うことは全部。
唯一ほんとなのは やろうよ
その言葉だけ
私は好きなのに、付き合いたいのに
この思いが伝わることはないし
叶うこともない
彼は女癖が悪い
女の子がたくさんいる
たくさんいるから私なんていなくたっていい
私のかわりはたくさんいる
そんなことわかってる
でも関わりたい
でもきみのことが好きなの
もう少しで手がつなげそうな距離
彼の手に触れたい
きみはどう思うのかな
普段なにもしない私が手を触れたら
嫌うのかな
冷たすぎないけどその届かない感じが好き
って最初にいってくれたの私覚えてるんだ
届かない私が好きなら
届く私は好きじゃないのだろうか
もうやってる時点で届いてるか
そう思いながら
じっときみの横顔と手とそして揺れる海を
見ながら私は口にした
海がきれいですね。
意味:あなたに溺れています
8/24/2024, 9:49:25 AM