郡司

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この春はいったいどうしたと言うくらい日々の気温差が大きい。自然、あちらこちらで体調不良が現れる。自分もだ。トホホ。

さて、お題「これからも、ずっと」と。

来し方を振り返る…ずっと、続いてきたもの…えーと、「ずっと」って、どれくらいの? 生まれてから? どこらへんから考えたら「ずっと」なのか、しばらく考え、考えてたらぼやけてわからなくなってしまった。

「ずっと」って、「長さ」の感覚とコンビになっている言葉だとは思う。「長さ」に「これからも」と聞くと、時間的長さのことだろう。

昔、ショーン・コネリーの出ていたTVCMのキャッチコピーに「時は流れるのではない。時は降り積もる」というのがあった。確か酒のCMだったと思う。
確かに、酒の熟成は「酒の中に時間の累積がある」感じはする。

他方で「時間、というのは概念で、“時間”とやらに実体はない」と、よく聞くようになった。先日の法事に来られたお寺の御住職も、世間話的にそのようなお話をなさった。昔々のお坊さんも「前後裁断、今だけがある」と言った。「今に生きる」ことを積み重ねて「馥郁と香る存在感」の顕れるのが人生なのかもしれない。…そうなれたら良いんだけど…

さて、「これからも、ずっと」だ。
これからもずっと、「今に生きる」…って、課題だなと思ってしまう。燃える焔のようだ。

4/9/2024, 6:20:53 AM