空に光が一つ灯る
神々しく眩い光
心の中だけで手を組んだ
祝福と想い感謝した
そうして、声が響いた
朗々と美しい声が
「それを押しても、世界は平和になりませんよ」
爆弾を落とすためのスイッチを
神に仇なす者を滅ぼす力を
その声は、間違いなく、
‹神様が舞い降りてきて、こう言った。›
誰かの為、で走れる程英雄にはなれないし
皆の為、で盾になれる程聖人君子じゃない
君の為、と言える程格好つけにはなれないし
自分の為、と言える程嘘つきにすらなれない
だからこれは何でも無く
どの人の為でも無い
ただの気紛れ気分屋の
無茶な挑戦にしておいて
‹誰かのためになるならば›
7/28/2024, 6:50:43 AM