目の前が眩しい目を開くと、そこは普段と変わらない町が広がっていた。さっきまでの漆黒の世界が、夢かのようにどこまで青い空が続いていた。ふと、携帯の着信音が聞こえてくる。画面を見ると、雪から電話が来ていた。日常に帰ってきたのだと、ほんの少し涙腺が緩くなる。あの世界がなんなのかという疑問を持ちながら、電話に出た。お題『どこまでも続く青い空』
10/23/2023, 10:53:03 AM