きっと明日も、私はあなたのサラダボウルにケチつけて、あなたは「ごめんごめん」と笑いながら謝るのだろう
きっと明日も、あなたは私の苦手なアップルパイを焼くのだろう
きっと明日も、私とあなたは肩を並べて、ああでもないこうでもないと、生ぬるいパスタを作るのだろう
きっと明日も、膨れっ面の私にあなたは気が付かないふりをして、オムライスに『NAKANAORI』と書くのだろう
きっと明日も、私はあなたのいないキッチンで、空腹を感じることすらないのだろう
『きっと明日も』より
9/30/2022, 11:10:30 AM