ネジが外れたウサギ

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仕事で嫌なことがあった今日。

誰にも相談できないことが私に激しく涙雨を降らせる


離れてしまった彼氏にはなんでも話せた。

けど、彼以上に「無条件で」話せる友達はいない。

親にも話しづらいことだった。


膝を抱えて泣いてるとき、ふと誰かの声が聞こえた。


「俺と離れても、お前なら立ち向かえる」


すぐにわかった、別れた君だって。

すぐに自覚した、幻聴だって。


「幻聴が聞こえるのは

 自分の心の奥の願いが誰かの声になって聞こえる。

 だから、誰かと以心伝心しているわけではない」


そう言った昔の知り合いの言葉を思い出す。

だよね、もう話せないよね。

でもね、もう少し頑張るよ。


幻聴の言った一言が、君の声で作られた幻聴が、

いつかの君が励ましてくれた一言のこだまだと思って

2/16/2025, 5:43:26 AM