貴方がくれた優しさを
何度も何度も
取り出しては眺めている
これだけじゃ足りないと
両手両足で駄々をこねて
泣き叫べる程子供では無くて
これだけあれば十分と
満ち足りた微笑みで
呑み込める程大人にも成れない
貴方のその優しさはあまりに易しく
息詰まらせて生き詰まらせる
分かっているのに
気まぐれに貴方がくれた優しさを
何度も何度も
思い出しては抱きしめる
掌中の珠のように
そうして生きて逝くのだ
貴方のくれた
優しさだけで、きっと
[優しさだけで、きっと]
5/2/2026, 2:59:10 PM