『恋物語』
輝かしい朝日と、優雅な目覚ましの音で体を起こす。彼女はもう起きているようだ。
洗面所へ行き顔を洗ってから、リビングで朝食を食べる。いつものルーティンだ。ダイニングテーブルに座りながら、窓の外をぼーっと眺めている彼女の姿があった。朝が弱いらしい。だから、朝食はいつも僕が作っているのだ。
「今日も可愛いね」
キッチンで彼女を後ろ姿で確認しながら、二人分のトーストを焼いて、コーヒーを淹れる。
「はい、朝ごはん」
彼女は庭にいる小鳥たちを観察しているようだ。朝食を一緒に食べながら、おしゃべりをする。
新作ゲームの話。
昨日見たアニメの話。
駅前に新しくできたお店の話。
彼女は相変わらず口数が少ないが、僕はその静かな会話が好きだ。
朝食を食べ終え、支度をする。
「じゃあ、行ってきます」
5/18/2026, 10:47:26 PM