六月の帰路

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もう戻れくなってった
沈んだあの地球はだんだん
あかく ぽ
おちてそまって ぽ
いつから序章で ぎ
栞をなくしてしまった人工物の愛
赤い地球からこぼれおちた ち
永遠の愛だって ち
愛はハート うそ
愛はあかいろ
愛は血色 きも

愛はとけた
解けない未来のくせして ね
廃れたあの時に帰れること ね
耳さえも ださなくなってた
だきあってた ずっと 人工物の愛の乞食
どぶ

縷縷と吐き潰した
名前をつけてもらったことが
最初の手紙でも 贈り物でも
ただの切り傷だって
いつ気づいてくれたかな 無能

「死ぬにはまだ」
悲しさが足りないのと同時に
愛が足りなかった
朝ごはんだって
自分で作れたものなのに で?
なにもなかったみたいに

小さい階段が登っているだけの
音がバカ大きくてさ
それだけが愛の証なのかな あ

脈を繋いでいるだけで ね
そんなことしなくてもよかった
たんたんと愛が青いもの
それでいいんだって
あの愛は気持ち悪いってずっと
自分を化かしてる
そんな言葉も聞きたくなんてなかったって
それじゃあさ て
最初からいってくれたら さ
名前なんてなかった さ
自殺なんてしていなかった するはずもない
生まれることが綺麗だなんて ドラマチックな展開も
全部夜の
夜の向こう側に

2択の選択肢があるとするならば
そんなの全部君に預けていたのに
刻み込んだ愛が しね
月明かりみたいになるとでも思ったのか
うさぎソムリエ おいしい?
赤いものは自殺して

君は太陽赤くして
僕は地球赤くして
君は薔薇より綺麗だしね
君は太陽より美しいしね
君は生きることよりしね

10/7/2022, 5:35:21 AM