_ダメだよ、私に近づいちゃ
「タバコの煙は体に悪いからね。まだ子供の君には、吸うにはまだ早い。」
『子供って言わないでください。4歳差じゃないですか。』
「それでも、私はもう成人してる。お酒もタバコも、私は吸える。」
「でも、君はまだ成人してない。」
『来年には、成人しますよ。俺だって。』
「お酒はまだ飲めないでしょ。18だし。」
「君は私からしたら、充分子供だよ。だから、私に近づいちゃだめ。」
_わかった?私との約束だからね。
約束。
その2文字で片付けられてしまった俺の気持ち。
体に害が伴われても、貴女のそばにいたいから。
貴方と同じ景色を見たいから、離れたくない。
そんな俺の気持ちも露知らず、貴方は俺をあやすかの様に遠ざける。
脈アリかナシで言ったら、当然ナシなんだろう。
俺が、あと4年早く生まれてきていれば、貴方と過ごす時間も増えたのに。
俺の知らない、貴方の姿を見ることができたのに。
もし、タイムマシンがあるのなら。
_17歳の貴方に、会いに行きたい。
最近、小説を書けなかった。悲しいです。
久しぶりの投稿で、何故だか緊張しております。
暖かい目で閲覧して貰えたら、とてもありがたい限りです。
ここまで読んでくださった貴方に、深い感謝を。
7/22/2022, 12:27:55 PM