tomoLica

Open App

秋の訪れに、死を想う。

私が死ぬ時は、今日みたいな秋晴れを願う。
御空色の下、それが最後の日なら。

例えば、くそったれな人生だとしても、その日が秋のよく晴れた、カラッとした風が吹く穏やかな日だったら、私はそれだけで救われるような気がするから。

空を見上げて、心地の良い風に吹かれながら
神様どうか私の最後の日は、晴れた秋の空の下にしてねと心の中でひっそり呟く。


「秋の訪れ」

10/2/2025, 3:23:37 AM