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あなたに届けたい


詩を謳い始めて早何年

言の葉を吹き続けて早何年

草原に漂う清らかな風は 私の憧れ


いつもは外に出たがらない彼女も

僕がお話を紡ぐ時だけは

お弁当と風呂敷を敷いて 聞いてくれる


太陽は暖かく 風は気持ちよく

退屈なはずの時間が 妙にこそばゆい

当たり前の日々では 決してないから


だから 僕はそんな時間も あなたに届けたい

1/30/2024, 6:16:54 PM