カーテンが揺れている。彼がその事に気付くと冷たい風が入ってきた。今は21:00だ。彼の夜の時間はあっという間に過ぎていく。彼の世界に夜しか無かったら人生はあっという間だ。夜の仕事をしている人はそうなのだろうか。彼は冷たい風を追いかけて街に出掛けて行きたくなった。だけど、明日も朝早く出勤する。 結局、彼の夜は寝るために眠るために存在してしまう。
10/12/2023, 9:50:44 AM