『世界の終わりに君と』
あたしには世界一、いや宇宙一だいすきな推しがいる。
彼はメンバーが20人越えのアイドルグループのうちの1人で出会いはその界隈の人たちが揃って出演するテレビ番組だった。
「 かわいい… 」
彼を一目見た瞬間あたしは呟いた。
同じダンスを踊る大人数の中であたしの目に留まったのは彼1人であたしの心は彼に奪われていた。
気づいた時にはもうあたしは彼のトリコだった。
グッズ、雑誌集め、ライブ通いそれがあたしの日常になっていくのを少し不思議に思いながら充実した日々を送っている。
このように今では彼はあたしの日常には欠かせない人物になっている。
しかし彼はアイドル。
一生交わることのできない人物だ。
でもできることなら死ぬまでに1度、せめて世界が終わる時に貴方と一緒にいたいと思う。
そんな妄想をしてるあたし。
6/7/2024, 10:12:32 AM