創作
文章構成おかしいがよろしく
「空ってどこまで続いてるんだろうね!!」
とある少年はにこやかに僕に問う
純粋な穢れのない綺麗な笑顔
そんな笑顔はとてもこの空模様と重なって
眩しく美しい子供ながら当時の僕はそう思った
「ごめんね…もう耐えられないよ…」
最後に僕にそんな言葉をかけて立ち去った
その日の空は昔のような綺麗な笑顔はもうなかった
なぜこの時僕は気づいてやれなかったのか…
中学時代、彼は生徒だけでなく一部教師からいじめられ精神的に追い込まれ自殺してしまった…
葬式にはいじめに参加していた僕の担任もいた
教師という名の皮を被った化け物。
なんで僕から大切な友人を奪ったの…?
ねぇ、どうして…?
葬儀が終わり、僕は1人で帰るといい
2人でよく来ていた河川敷へと来た
もう隣にはいない、僕の大好きな親友
喪失感が今、どっときて涙が止まらなかった
『泣かないで』
そう聞こえた。まるで彼がそう問いかけるように
空を見上げたら
あの日のような綺麗で美しい
彼の笑顔のような空模様だった。
【失ったものは空のような笑顔】
〜Fin〜
8/19/2022, 11:06:26 AM