これからもずっと
私のお父さんは私が小学2年生の頃に他界してしまった。理由は、私の母親が殺したからだ。私の家は、暴力が当たり前だった。
暴力というと、みんな父親が母親に、母親が私にと考える。しかし、本当は違う。
母親が私とお父さんにだ。私の父は、腕がないだから対抗出来ない、其れを良いことに母親は、暴力をふるう。せめて私だけでもとお父さんは母親に背を向け私を護った。
そんなお父さんが大好きだった。大きくなったら私がお父さんを守ろうそう思っていた。
しかし、その夢が叶うことはなかった
お父さんが殺された後の記憶は無い
でも、しばらく泣いて過ごしたのは覚えてる
私みたいに苦しむ人がいるのであれば私はその人を救いたい、いつしかそう思うようになっていた。しばらく月日がたち、私は警察官になった。まだ、大きな事件を任せてもらえては無いけどこれから任せてもらえるように頑張っていくつもりだ。
お父さん、見てる?私お父さんのように優しい人になるよ、抱きしめてもらうことは出来なかったけど私はお父さんの頼もしい背中が大好きだった。まだ、会うことは出来ないけどいつか胸を張ってすごいでしょ!って言えるように頑張るよ!
だからね
これからもずっと見守っててね
「感謝と勇気」
るり
フィクションです
4/8/2023, 11:55:27 AM