狐コンコン(フィクション小説)

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「ねぇ、貴方っていっつも星を見てるのね」

「私は星なんて見てないけど。」

「いいえ見てるわよ。だってスマホは星だもの」

「なにそれ。」

「色んな意味があって、色んな見方ができて、おめめに悪いじゃない」

「それだけ?」

「それだけだなんて酷い。あのね、こんな溢れるほどの星よりも、私の方が何倍もキラキラしてて素敵よ。」

「それは、つまり?」

「星なんかより、月のように綺麗な私を見ていなさいって事よ。にぶちん。」

「ロマンチストだね。君には参るよ。」

「私が愛おしすぎて参ったって事でいいかしら?」

「悔しいけどその通りだよ、このロマンチスト。」

3/16/2026, 9:19:36 AM