彼女の青い瞳。
思わず見惚れてしまう、吸い込まれるような感覚。
不思議で、何かに包まれているような。
あそこが私の居場所だった。
地球のようなそれは私を無条件に愛してくれた。
大地を喪った人間はどこへ行くのだろうか。
大地を忘れて天外へ飛び立つのか。
天外で生きるものの子孫は草木など知らず、
幸せに暮らすのだろうか。
私はもう、答えを知っている。
それほどまでにあの子は生きたいと願っていた。
どこにも行けない。
私はひとり、あの青い光を灯し続けている。
2/2/2026, 10:32:35 AM