些細な事
些細な事と言う言葉を聞くと、いい事と悪い事どちらのイメージが思い浮かぶだろうか。
今の私は圧倒的に悪い事しか思い浮かばない。
そして、このテーマを聞いて瞬時に
「いい事?悪い事?」
と思考が働いてしまうあたり、私が両極端思考でネガティブな性格の持ち主であると、察しの良い読み手になら勘付かれてしまったであろう。
まぁ、それもいい。
それが私の本質なのだから。
さて。
本題に戻るが、私が些細な事と聞くと以下の内容が真っ先に頭の中に浮かぶ。
・些細な事を気にする相手
・些細な事でも事故に繋がる
・些細な事でも傷つく
全て人間関係で引っかかる内容ではなかろうか。
誰しもが生きている上でこの内容に基づいた経験し、はたまた、このフレーズを一度くらいは使用した事があるのではなかろうか。
私が思うに、これらは実に人間らしく、それでいて厄介な出来事や感じたくない感情・・なんというか、心にモヤがかかる気持ちになるものである。
逆を言えば人が自然に生活をし、この3点にあまり執着しない思考のまま共に生活出来る者同士は相性が良いとも言える。
私が悩む『些細なネガティブ』は人同士が生み出す『些細な思いやり』というもので緩和されるのかもしれない。
そうだ。
現代社会にはどうしても割り切れない事や納得のいかない事が多く、冒頭でも話した様に両極端思考が強い性質を持つ私は、人よりもストレスを感じてしまう。
だからこそ、些細なネガティブに翻弄されやすい。
そんな私を癒すのも『些細な思いやり』だ。
「お疲れ様」と声をかけてくれる同僚。
「割り切れなくて良いよ」と寄り添ってくれる親友。
「熱いので気をつけて召し上がって下さい」と弁当を温めてくれたコンビニ店員。
何気ないシーンで遭遇する些細な事。
それに助けられている人は多いだろう。私もその1人だ。
やはり人は心で生きるものだ。
だが1人では心が負けてしまう時もあるだろう。
些細なネガティブに負けてしまわぬ様、些細な思いやりを大切に、生き抜きたいものである。
どんなに小さな事だっていい。誰かと助け合って。
些細な幸せは、やがて大きな幸せに繋がるのだろう。
9/3/2024, 2:52:58 PM