雲がシャワーヘッドの形をしていた。
降りたければ、降ればいいと思った。
そこに彼らがいた。彼らの場所が取られたのだ。悲しみは、ふかい。
彼らを想い泣くのだ。私の意に反して、知らされもせず。しなければいけないことが、意に反する。それでも、私は、それを選ぶのだ。彼らのために、未来のために。
未来で待ってると言った言葉を信じて。
彼らの気配がするのだ。少数精鋭部隊が揃った。呼びにきた。心を鎮めた時に、龍と向き合った。泣くのは、心が開いてる時だ。悲しみだけではない。それはそれで、満足だ。溜めていたものが吹出したのだから、すっきりした。
空が泣く97
また来週月曜日
9/16/2024, 10:20:43 AM