心を燃やせ。
この言葉に泣いた。
自分の人生で、心を燃やしたのはいつのことだろうか。
何に心を燃やした?
燃やすに値することだったろうか。
ギャンブルとか、徹夜でゲームとか、彼女を口説くとか、若さに任せて燃やしまくったこともあるけど、そんなんで良かったのか?
煉獄さんは認めてくれるのか?
いや、何に心を燃やすかは、人それぞれだよな。
きっと正解なんてない。
人を喰う鬼退治に心を燃やすのは、何よりも素晴らしいことだと思うけど、幸い今の世に鬼は存在しない。
鬼のような悪党は存在するかもしれないが、幸い私の仕事はそれらと対峙するものではない。
それなら私は、家族のために心を燃やそう。
今の私にはそれしか出来そうにない。
働いて、お金を稼いで、家族で当たり前の生活が出来るように。
当たり前の定義も人それぞれだけど、心を燃やして成し遂げたことなら何だっていい。
家族でショッピングモールにでも行って、今は貴重な美味しいお米でも食べようかな。
煉獄さんのように味わって、美味い!を連呼して。
あのシーンがたまらなく好き。
心の灯火は、美味しいご飯を食べた時にこそ燃え上がるのかもしれないな。
燃料補給は大切だからね。
9/2/2024, 11:33:52 AM