無意識

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‹もしもタイムマシンがあったなら›

「ねぇもしもタイムマシンがあったらどうする?」と俺の唯一の親友が聞いてくる。俺は「そうだな、タイムマシンなんてない方が世界は幸せなんじゃないのか?」と言う「夢がないなっ!」と親友が言うの俺は、「じゃあお前なら何するんだよ。」と聞いてみる。「うーんそうだな。昔の自分に大丈夫。って言うかな…」と言う。暗いな…たしかに。親友は昔は荒れてた。ヤンキーになったり…薬大量に飲んだり。俺はその時遠くから見てるだけって感じだった。元々近所だったので小さい頃は、よく遊んでいた。だけど一回クラスが、離れた。そうすると遊ばなくなる。なんだかんだ離れてからずっと同じクラスにはならなかった。

だけど
中学2年生同じクラスになった。最初は話さなかったもののだんだん話すようになった。共通の趣味がゲームだった事。そして好きなゲーム、すっごくマイナーな‘イトスギ’。そのゲームの話が合うこと。
イトスギとは無理ゲー
バットエンドを、何回も繰り返す。
キャラクターなど一人もおらず、ただ、ただずっーと絶望のフチで生き抜くため頑張る。ちなみに説明してくれる猫が可愛い。
そんなドマイナーなゲームをやっていた。そうすると話して行くうちに「えっイトスギってゲーム知ってるの!えっ俺も!!」となり仲良くなった。そして今中学3年生の後期。
二人とも、友達は多くないのでよく二人で遊ぶ。これからも一緒に…
「おーい。聞いてんのか?」と親友の声がする。「あっ聞こえる。ちょっと考え事してて…」と俺が言う。
「俺帰るわ。お前も帰れよ。あっそういえば、イトスギの俺のゲーム‘苦しみの崖’クリアしといて。できれば全部。」と親友が言う。「はっ?お前がやれよ。なんで急に?」と俺が言う。「だってお前‘首の皮一枚’クリアしたんだろ?」と親友が言う。「そうだな。やっといてやるよ!」と俺が言うと「あざっす!!よろしく!じゃさよなら!」と親友が言う
「おう!またな!」と俺が言う。

帰ってる途中、「あっ学校に、忘れ物。」明日したかったけと今日しないと先生に怒られる。よし戻るか、
本当歩きたかったけど、走った。

学校に着いた。門はしまってた。
先生帰ってるな。車がない
門をこえ屋上につながる外階段を登る。(ここ以外は、全部しまってる。)ふぅやっとついた。

そこには、親友の姿があった。

俺は不思議に思いながらも「何してんだ?」と声をかけた。
「あっ俺…今から死のうかな。」と親友は言う。はっ…何いってんだよ

そして親友は屋上から堕ちた。

道路を通っていた人が救急車に通報したらしい。でも病院で死亡が確認された、

さっきまでいた親友が突然いなくなった。
親友との思い出を思い出す。
「タイムマシンがあったなら俺はどうやっても親友を止めたかった泣」

俺は後悔した。言葉がその時出なかった自分に。

7/22/2022, 7:51:04 PM