もどってきたアミ / エンリケ・バリオス
本文より抜粋
愛とは意識の繊細な一成分のことである。
それは存在の深い意味を教えてくれる。
愛はゆいいつの合法的な麻薬でもある。
まちがって、愛が生みだすものを
酒や麻薬の中にさがすひともいる。
愛は人生においてもっとも必要なものである。
賢者はその秘密を知っていて
ただ愛だけをさがした。
ほかのひとはそれを知らないから
外ばかりをさがした。
どうやったら愛が手に入るかって?
愛は物資でないから、
どんな技術も役に立たない。
それは思考や理性の法には支配されていない。
思考や理性の法が愛にしたがっているのだ。
愛を手に入れるには、まず愛が感情ではなく
存在であるということを知ることだ。
愛とはなにものかであり、実在している、
生きている精神である。
だから、われわれの中で目覚めると
われわれに幸福を、そしてすべてのものを
もたらすものー。
どうしたら愛がくるようにできるのか?
まずさいしょに存在していることを
信じること
それができたら心の奥底にある住まい、
つまりハートをさがすことだ。
それはすでにわれわれの中にいる。
呼ぶ必要はない。
きてもらうように願うのではなく
ただ自由に出るようにさせてやること、
ひとにそれをあたえてやるように
することだ。
愛とは、求めるものでなく、
あたえるものなのだ。
どうやったら愛が手に入るかって?
愛をあたえることによって
愛することによって
『愛を叫ぶ。』
" 愛のテーマが壮大だったので
本日は好きな本の中から
引用させてもらいました。
5/11/2023, 12:08:26 PM