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"何気ないふり"

深く考え込む私を訝しんで
そろりとあなたは覗き込んでくる


そんな姿に酷い嫌悪が私を襲う
視界に入るだけで胃の中身が迫り上がり、無意識のうちに顔に力が籠る

敵意しかない眼差しを向けるわけにもいかず顔を伏せた。
そんな私に、大丈夫か心配だだのと頭の上から言葉を浴びせてくる


表面上だけの感情を、一体いつまで繰り返すのか

鋭い何かでその胸に突き刺すのを夢に見て
話しかけてくるそれに、私は慣れたように愛想の良い笑顔を顔面に貼り付けて返事をした。

3/30/2026, 10:58:16 AM