過ぎた日を想うあらゆる記憶はいつか何処かへ消えていくはずなのに、たったひとつの実体がそれを阻害する。夢幻の彼方へ消えていくはずだった過去の記憶は、たったひとつの空箱によって繋ぎ止められていた。
10/7/2024, 9:48:33 AM