『もう一つの物語』
あたたかい日差しが入るリビングで
ゆっくりと時間が過ぎていくのを感じてるある日。
こんなに気持ちのいい日は物思いに耽るに限る。
夜に物思いに耽ると悪い事を考えてしまうと言うが
こういう時間は逆の事を自然と考えられる。
ゆっくり何もしない時間は贅沢だと思うが
何かほかにしていたら運命が変わるのだろうか。
この小さな出来事の違いで、今後の世界線が変わり
僕であるが僕でない誰かの人生になるのだろうか。
確か、こういうのを「バタフライエフェクト」と言うらしい。
なんだか、蝶の鱗粉が舞うように色んな未来があるって
幻想的で、なんて可能性に満ち溢れているんだろうか。
今行動をすると違う僕になれるのかもしれないが
僕はこの時間をゆっくりと過ごしている僕が好きだ。
10/30/2024, 6:42:56 AM