弱いのに暴力するのは違うだろ。
バカに見えるだろ。
それでも良いのか?
そう声をかけただけそれなのに
「どこに行った!」
「近くにいるはずだ!」
「絶対に見つけるぞ!!」
今,男数人に追いかけられている。
物陰に隠れた俺はうるせぇよそう思ったが
俺の胸は熱くなっていた。
アイツらが俺を見てる。
体温が上がる。
胸の鼓動が激しくリズムを打つ。
あぁ久しぶりだ。
こんなに熱くなれるのは。
アイツらに喧嘩を売った覚えはねぇが
俺はアイツらに負けるつもりもねぇ。
じゃあ楽しませて
─────『胸の鼓動』
9/8/2024, 11:15:10 PM