「風のいたずら」
春に吹く風は 暖かく こころ揺らす
夏に吹く風は 熱く 思いを強くさせる
秋に吹く風は ひんやり 戸惑う
冬に吹く風は 冷たく 遠い思い出
風は 時に強く 時に優しく寄り添う
気分が変わるのは 風のせい
風は時々 いたずらをする
遠い記憶を呼び起こし
涙を誘う
風にのって 高い空まで飛んでみたい
風にふかれて 気の向くままに
風はいたずら いつだって
わたしの回りをクルクルと
風は気まぐれ 気がつくと
いつのまにか もういない
紫翠
1/17/2025, 11:18:43 AM