夢と現実
正反対のようで、意外と近くにあるのかもしれない。
夢はどこか遠い存在だったりする。たとえば、寝ているときに見る夢は変なことが起こることもあるし、あり得ないことが起こることもある。
それ以外にも将来の夢だったり、何か叶えたいと思うようなことも夢とされる。それはたしかに今いる場所からは遠いように感じるのだ。
そして、現実は今目の前で起こっていることだから、夢とは正反対でもっとも近いところにある。
だが、しかし本当にそうだろうか。
夢だと思っていたことが本当は現実で、現実だと思っていたことが本当は夢なのかもしれない。
そもそも、本当に君は今いる場所が現実だと断言できるのだろうか。その証拠となるようなものは一体何なんだろう。
なんて、だれもどちらが現実で、どちらが夢なのか、きっとわからない。
ただ一つ言えるのは、君が現実だと信じた方が現実で、君が夢だと信じた方が夢だ、ということ。
何を夢とするのか、何を現実とするのか。それは君の解釈によって変わるんだ。
12/4/2022, 11:41:32 AM