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手のひらの宇宙、それは、無限大を示すもの、

そんな理想が叶うのが願い屋の秘密の魔法瓶、

魔法瓶とは、様々な効果と効能があるやつがある

まぁ、それは、用途によっては、危険そのもの、

驚異、虚対、脅威、絶望、渇望、欲望、終末、

望むもの全て貰えるとの噂だが、一つだけ盲点、

それは、何でもではない、知っているだろうけど

その店の店員は神様ではない、あくまでも理想を

見せてくれるだけの幻影を提供してくれる、

ただそれだけなのである。

それを知らずに今日も沢山のお客様がやって来る

その真相、いや、深淵を知らぬまま、貰い、

行方不明となる事も知らずに、楽しそうに、笑い

興味を引いていく、その瓶には、どれだけの犠牲

どれだけの闇を抱えているのか、分からぬままに

使用して、妄言妄想の中へ堕ちて行く様を、

見て、また、企みに引っ掛かる人を嘲笑い、

楽しんでいる様がただの悪魔にしか見えない。

始まるよ、始まるよ、地獄絵図が早く、早く、

助けよう、助けよう、そうじゃなきゃ、だから、

救わなきゃ、生かさなきゃ、脱却しなきゃ、

もう、助けられなくなるから、行かなきゃ。






"天使の役目がなくなってしまう前に。"






その天使を見て、また、願い屋の店員は、笑い、

材料がまた、救おうと必死な姿を見下しつつ、

次は何の効能が出来るかなと楽しみにしていた。

現実とは、そう簡単には変わらないだからこそ、

努力を惜しまない事が大切な事を知らせてくれる

その役目もこの願い屋にはあるのかもしれない。

1/18/2025, 10:44:11 AM