今日は、おじいちゃんとおばぁちゃんをよく見かける日だった。眼科では、おじいちゃんの付き添いでおばぁちゃんが、おじいちゃんの手を引いて座らせたり、名前を呼ばれれば立たせたり、と、サポートしていたのが印象的だった。
交差点では、信号待ちの時に、おじいちゃんの腕に掴まりながら歩くおばぁちゃんに目が止まった。
おじいちゃんとおばぁちゃんの間にあるものは、慈愛………かな。
若いカップルのように、微笑み合う訳でもなく、お互いを庇い合いながら寄り添うって、そうなるまではどんな事が積み重なったんだろうか、と思った。
春恋?、ふわふわしてる時期があってもいいんじゃないですか。ただ、身体の関係が無くなってからが、ホントの2人。若ければ、喧嘩しても有耶無耶に終わらせて抱き合ってしまえば仲直りできるけど、話し合う事をしないで、そういう仲直りの仕方ばかりに頼っていると、、
歳を重ねてから辛くなるから。
身体の感覚に惑わされないように。
きちんと相手の目を見て話す。
そうか、と、分かるようになるまで話す。
目が見えなくなって、相手の目を見ることが出来なくなっても、たぶん相手の顔を見ようとする。必死に見ようとする。
もし、顔を背けるようになったら、終わりだと思う。
4/15/2025, 11:38:55 AM