星を追いかけて、も別に。
星を追いかけて。
素敵な響きだとは思うが、実際は星を追いかけたところで星を掴めるわけでも無いしなぁと思う。
恐らくこの言葉を小説やらに使用している方々は、「そういうことじゃないんだけど😅」と思うだろう。
知っている。雰囲気で使用していることくらい。
だが、このような比喩的というか…そんな表現を聞く度、捻くれ者の自分が「現実で考えてみろ」と顔を出す。
例えば自分は、洋楽よりも邦楽が好きだ。
歌詞が読めるので、言葉の面でも楽しめるからである。
最近だとbacknumberの
「僕は君のことが好きだけど(略)」の歌詞が特に好きだ。
それでもやはり、納得いかない歌詞はある。
「これから生み出す全てを捧げても構わない これにはあのクレオパトラでさえも ご納得いただけるクオリティの ご提供となるはずだったのにな」
この部分である。
世界三大美女であるクレオパトラが納得する人生…。
石油王しか歌えないじゃないか!とか思う。
難儀な性格である。
そんな事どうでもいいのに。めっちゃ素敵な歌詞なのに。
小説や歌詞を見聞きするのは好きなのだが、こういった表現には引っかかるのだ。
だからと言って、リアリストかと問われれば…
夏目漱石流の告白が好きだったりするし、ロマンチストなところも多くあるなぁと思う。
これだってよく考えれば、リアリストとロマンチストが混在していたって別にいいのだ。
ゼロヒャク思考がモヤモヤとさせているだけで。
この思考の癖も、難儀。
もっとピュアに、言葉を楽しみたいものだ。
7/22/2025, 3:08:03 AM