友情
僕らの友情は不滅だ。
強い絆で結ばれた友情は強い結束力を持って1つの塊の体を成している。
だが、先日僕らの中で大きいことをやらかした者がいた。
その日から僕らとそいつは赤の他人になった。
話さない関わらない近づかない。
何故ならそいつは赤の他人で、友人では無いからだ。
僕らと友情で繋がっていないただの人だ。
そんな者と関わっても良い事はなにもないのだ。
だからかかわらない。
でも、何人かは僕らの輪の中にそいつを引き戻そうとする者がいる。
どうしてか分からない。
だってやらかす者などまたトラブルを運ぶ邪魔物に他ならないであろう?
でも結局そいつは戻ってきた。なに食わぬ顔をして友人だった頃と変わらぬ体を保ってやってきた。
分からない。僕にはみんなが分からない。
そして今日。
僕はみんなと赤の他人になった。
僕が友情だと思っていたものはどうにも幻のようなもので覚めてしまえば、手元に残った物は結局なにもなかった。
結局は友情と言う「体」だけだったのだろうか?
僕は寂しくも何ともないし、昨日までは友人だった集団も遠い遠い赤の他人の集まりだ。
僕は友情と相容れぬ性分なのかもしれない。
結局、友情という言葉でくくられた輪の中でそういう気持ちになっていただけの人。
本当の友情など幻想なのではないか、と思えてしまうそういうひねくれた考えをしてしまう人間だと。
まぁそれが分かったところで何かが変わるわけじゃないんだけどね。
明日は誰かと話してみようかな?
7/25/2023, 2:04:57 AM