やなまか

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彼の頬に触れる。
体格も大きくて男らしい面差しなのに唇だけは柔らかいのを知っていた。腰を寄せられて耳の側にキスをされる。ぞわぞわと甘い。
もっとと言えば冷たい唇が首筋に這う。音がなるほど口づけられ堪らず声が上がる。
名前を呼んで今度は私から唇にキスをする。夢中だった。何度も何度も角度を変えて攻め立てればお腹の奥がキュンとなく。彼の困惑する声が可愛い。いつの間にかふたりとも息が上がっていたが、柔らかい唇をはみあう行為は止まらない。もっともっとと濡れた舌先がちろりと覗くのだ。






言い回し研究中

12/10/2023, 12:31:18 PM