紫雨

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寝る時は、だいたいの人が目を瞑るだろう。僕だってそうだ。部屋を暗くして、目を瞑る。でも、そうしたら今日あった嫌なことや、いつの日か失敗してしまったことなど、頭の中でぐるぐると思考してしまって、涙を流しながら眠りにつく。今から僕が話すのは、昨日見た夢の話だ。

ふわふわな雲の上に乗っていた僕は、心の余裕があってとても笑顔だった。そうしたら、空からキャンディーが降ってきて、それを1口食べると、一瞬にして場面が切り替わった。
次は街外れの小物屋の子供になっていた。そこでは、自由気ままに楽しく仕事を手伝っている僕の様子があった。すると、またキャンディーが降ってきて、僕は急いで食べた。
次はサーカス。次はアニメの世界。次は、親と楽しく暮らしている僕。また、僕はキャンディーを食べた。すると、どうだろう。母と父が喧嘩している場面から始まった。
「なんでアンタはいっつも私を傷つけるの?!何がわかった?何が次からよ!!何も分かってないじゃない…!そんな口先だけの言葉。もう飽きたのよッ!」母が机を強く強く叩いた。父がため息を漏らしている。そんな中、僕は何も言えず、ただひたすらにキャンディーを舐めていると、「うるさいッ!」と母に怒鳴られ頬を思いっきりぶたれた。とても痛かった。粉々になってしまったキャンディーを見ながら僕は思った。ずっと夢の中に居たいなぁ…

1/13/2026, 5:05:14 PM