ねちょねちょ系鯖缶

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日暮れの朝日が下り続ける
際限なく、歯切れの悪く
東の空だけ反り転ぶ

それをただ見る
只管眺める
砂の粒子を透ける地底を
水平に浮くカピバラを
先に続くその円環を

丹精籠った端正な
空間の白む未然な場所
そして全ては記号へと帰す
遠く遠くに歪みが散った


舞台袖にいた
手の中にある0を見遣った
もし、心の中の景色はあるなら
それがきっと信号だ

8/29/2025, 1:07:35 PM