冬華(トウカ)

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人々は祈る
欲しいものがもらえますように
テストでいい点が取れますように
合格してますように
生きてますように
いい返事がもらえますように

それらの祈りは、誰に届いているのだろうか
いるのかもわからない神だろうか
それとも、すぐそばにいる、運命ってやつだろうか
はたまた、奇跡というのを信じているのだろうか

結局、祈った先には、何があるのだろうか
「結末」は、皆に等しく降りかかる
その「結末」は、今までの自分の過程によって決まるのではないのだろうか
テストでも、プレゼントでも、受験でも
自分の行い、日々の勉強、生活習慣、年齢
自分の行いが、「結末」を決めるのだろう

では、祈りの果てには、何があるのか。誰がいるのか。
祈って祈って、祈りに祈った「結末」には、神も、運命も、奇跡もいなくて、自分しかいないのではないのか

そう思いながらも、「結末」がいいものになるように、祈っている。その対象が、神なのか、運命なのか、奇跡なのか、自分でもわからないまま。

11/13/2025, 10:12:17 AM