七変化

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 思えば、私がこれまで読んできた本のジャンルはかなり雑多である。身体を動かすのが苦手であったから、専ら読書を好んでしていたし、元々好奇心旺盛な性分だったというのもあるのかもしれない。そんな私ではあるが、本日のお題「好きな本」に沿って、創作などではなく、実際にある出版物からかつて好きだったものも含めて紹介していこうと思う。
 まずは、『怪談レストラン』シリーズ。怖い話や怪談を知ったのは、小学校に上がるか上がったか位の頃に見た『本当にあった怖い話』の中のとある作品だったが、今の私が確実にハマったと言えるきっかけはこのシリーズだろう。後に方向性を間違えた興味をもつきっかけの「ギロチン」の存在を知ったのもこのシリーズのひとつ、『殺人レストラン』である。これは私が『怪談レストラン』シリーズで初めて買ってもらった本でもある。小学校の図書室や祖父母の家の近くの図書館に置いてあったのも手伝って、よく読んでいた。
 次に、『黒魔女さんが通る!』シリーズ。これは学級文庫に置いてあったのを友人が読んでいたので気になり、読んでみたら見事にハマった。知ったのは小学校高学年で、卒業までに当時出ていた分は全部読んでいた。聞いたところによると、主人公たちも一学年進級したらしい。
 3つめは『ガラスのウサギ』。小学校で読んだし、児童書と分類されているが、今でもふと読み返したくなることがある。戦争ものは国語の教科書で取り扱われるが、この作品は教科書で読んだことはない。何で知ったかは忘れてしまった。戦争については、その存在を知ってからずっと関心をもっている。
 4つめは『浜村渚の計算ノート』シリーズ。中学校で読んで、数学が好きになったきっかけの作品だ。学校で習うものからかなり高度なもの、難問とされるものまで幅広く扱いながらも分かりやすく説明されている。
 5つ目は『創竜伝』。友人が読んでいたものをお薦めされて読んでハマり、当時出ていた分は全巻買った。最近約10年ぶりに新刊が出た。主人公4兄弟の名前とやり取りが非常に面白い。

お題の変わる時間が迫っているので一旦ここで切ることにする。
また時間のあるときに追加していきたい。

6/16/2023, 9:57:50 AM