コヤ

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No.31:cute!


僕の恋人はとっても可愛い
いつもはそう言うと右ストレートが飛んでくるから高頻度では言えないけれど。
溢れちゃうと自然と口から出てしまうし
殴る時も耳が真っ赤なのを知っているから、僕にしてみれば痛みなんてツンデレで可愛いな〜に変換されるのだが

「ん、ん〜...」

...そんなツンデレが可愛い恋人は、僕の膝で疲れと酒に沈むまま、ツンデレのデレを発揮していた
酔って赤らんだ頬
暑い、なんて言って少しはだけさせた服装
+眠気によってトロリと潤んだ瞳

...ハッキリ言って、理性を保ててる僕に感謝して欲しい。
と言うかプッツンしそう、なんなのこの可愛い生き物

「ん...□□?」
「?どーしたの?もう寝るの?」
「ん〜...や、...□□...褒めろ...」

おや、今日はどうやら褒めて褒めてデーらしい
仕事とかストレスが限界突破するとよく発動する甘えたデー。
こういう時はめいいっぱい甘やかして、褒めてあげなくてはならない。

「△△は凄いねぇ、何時もお仕事頑張って、今日も交渉上手く出来たんでしょ?偉いねぇ」

そう言いながら頭を撫でると、嬉しそうに手に擦り寄って来るのが可愛くて、ずーっと撫でていたくなってしまう。

「んふ、もっと褒めろ...」
「ふふ、△△可愛〜い♡」
「?可愛いの?」
「うん、可愛いの♡」
「くふ、そっかぁ」

え、何この生き物可愛い(2度目)
うーん...うーん...よし





__プツッ






「今日はここまで、△△の可愛い所、ちょっと見せたから良いでしょ?」
「ここからは、二人きりで楽しみたいから♡」



「それじゃ、またね」


2/27/2025, 12:01:27 PM