表現欲が尽きるまで。

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風に身を任せ


風で飛べたらいいのに。

風は私を飛ばさせてはくれない。

風は背中を押すか、進むのに逆行するか、
目元を乾かすか、体感気温を変化させるか。

私に影響を与える風は身体へ染み込むような、
そんな風。

私の求める風はそんな風じゃない。

現実逃避できるような、
地面を忘れさせてくれるような、そんな風。

宙へ浮かべるような風があったらいいのに。

風に身を任す「風」ってそういうものであってほしい。

ただの風じゃ満足できない。

強いていうなら暑苦しい時に風が涼しくさせる時。
まだ許せる風と化す。

風、風、風、風。

文字が風風しくてうるさい。

風についての不満を並べているだけの文章。

所詮、身体が飛ぶような風は夢物語にしか存在しない。

私は風が嫌いなのかもしれない。

風を細かく分解して表現すると、強い空気の流れ。

ただ弱い空気の流れなら好きなものがある。

それは森林の中で澄んだ空気で味わう深呼吸だ。

風に身を任せるとは、
肺に入っていく新鮮な空気の出入りに身を任せることも含まれるのかもしれない。

肺に入っていく風。

美味しい空気を吸いに森林へ行こうか。
それこそ現実逃避かもしれない。

風に身を任せ。




5/15/2026, 5:14:34 AM